ある日の会話(9月15日編)

高耶;直江〜、なんか千秋から届いた〜。  (高耶、ポストから持ってきた封筒を振りながら直江に言う) 直江:長秀から、ですか?私宛に? 高耶:うん。ちゃんと、橘義明様ってなってるし。 直江:・・・なんでしょうね・・・ 高耶:さぁ。でも、なんか、少し膨らんでるぞ、これ。やーらかいし・・・ 直江:まぁ、開けてみましょうか。まさか、突然爆発したりはしないでしょうし。 高耶:そうだな。えっと、はさみは・・・あった、あった。     あっ、一応お前宛だし直江が開けるべきだよな。はい。 直江:ありがとうがざいます。     ・・・お守りと・・・手紙? 高耶:読んで! 直江:あっ、はい。えっと、     前略、直江信綱様、残暑もようやっと弱まってきた中、いかがお過ごしでしょうか?     我らが大将である景虎様も健やかに過ごされていることを願っております。     さて、突然このようなお手紙を出しましたのは、来る9月15日を見越してのことであります。     9月15日、それは何の日かお解かりでしょうか?     ・・・・・・・・・・・・・ 高耶:直江?どうかしたのか?もしかして、そこで終わり?     あいかわらず、訳分からん奴だな・・・     う〜ん、それにしても9月15日?なんか、あったっけ?     ・・・思い出せないなぁ・・・あっ、そうかカレンダー見れば・・・     直江?本当に変だぞ?  (高耶、手紙を握り締めたまま、動きを止めた直江を怪訝そうに見る) 直江:あっ、すみません。 高耶:・・・まぁ、いいか。えっと、カレンダーは、と・・・     ・・・敬老の日?・・・・ 直江:・・・(怒) 高耶:えっと、その・・・そういえば、お守りも入ってたよな・・・  (高耶、明らかに怒っている直江から目をそらしてお守りを見る) 高耶:・・・ブッ!はっ、ははは。  (高耶、お守りを見て思わず吹き出す) 直江:どうせ、ボケ防止か何かでしょ?ったく、長秀の奴、人をバカにするにもほどがある! 高耶:でも、まぁ、あいつなりにオレ達のこと考えてくれてるんだろ?     そんなに、怒るなよ、な? 直江:はぁ〜。高耶さんは優しいですね、少しは見習ってもらいたいものだ。 高耶:そうか? 直江:そうですよ。あっ、でも安心してくださいね。 高耶:? 直江:例え、長秀が高耶さんのようになれたとしても、私が愛してるのはあなただけですから♪ 高耶:・・・はぁ?なんで、そうなるわけ? 直江:おや、愛を語るのに理由なんかいりませんよ。  (直江、高耶にキスをしながら応える) 高耶:直江!! 直江:はい?これだけでは足りませんか? 高耶:ちがっ!ちょっ・・・やめ・・・ 直江:やめません。高耶さん、お守りを見て笑われたでしょう?     だから、あなたに私がまだ、若い事を身を持って教えて差し上げますよ・・・ 高耶:・・・しつこいから、年寄り臭いんじゃぁ、ねぇの?  (高耶、小さい声で呟く) 直江:・・・・・・やはり、身をもって教えて差し上げるべきですね(微笑) (高耶:げ・・・)

はい、突発会話編です!
今回も最後はお約束です。でも、喘ぎ声はないです。(笑)
まぁ、直江さん、せいぜいがんばってください。
とか言ったら怖いかな?

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