飛びつかれて
風が逆風になっても
落ちないためには
飛び続けなければいけない

翼を畳めば
そこには地獄がある
地面に叩きつけられ
即死を夢見ても
神はそれを許さない

地べたで
折れた翼を抱え
激痛にのたうちまわり
翼を畳んだことへの
呪いと後悔が渦を巻く

大空を舞う影を見つめる目には
何が映るのか?

負け続け
落ちる恐怖に苛まれ
飛び続けても
そこに何もないかもしれない

それでも
俺は言う

飛び続けろ
まだ、お前の翼は折れていないのだから


お気づきのとおり、小説の中で、高耶さんがおっしゃっていたせりふを元にしたものです。
イメージを崩されたという方すみません!!そのような方は、なかったことにしてください!!!
私はこのせりふが、すっごい好きです。他にも上げればきりはないのですが、この言葉に何度助けられたか!
やっぱ、高耶さんてすごいですね。
本の中の人だけではなく、読み手である私まで、救ってくれる。
自分がそれだけのことを言い切れる経験をして来たからなんでしょうか?



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