めちゃくちゃ、悩みました。 この素敵イラストをどうしたらいいのか。 半の字様のお宅から拉致って来たのはいいけれど、どうすればこの魅力を私が汚すことなく伝え、なおかつこの思いも告げられるのか。 これは、私では役不足なのではないか。 でも、この思いを伝えたい気持ちは、誰にも負けませんっ!!(言い切り) というわけで、素敵イラストと、そのおまけにすらなれない駄文です。 どうぞ・・・・・・ 「すごいよなぁ」 ポツリと高耶がそう呟いたのは、とある休日の昼下がり。 偶然テレビのチャンネルを回している時に映った画面を見遣った時だった。 「何がですか?」 高耶の真横にくっ付くようにして座っていた直江は、高耶の声に気がついて、雑誌から顔を上げる。 「ん〜?バレリーナ」 「バレリーナ?」 「うん。だってさ、あんなに足をあげて、あんなににこやかに笑えるんだぜ?」 すごいよなぁ、ともらす高耶にもちろん他意はない。 人間、自分に出来ないことをやってのける人間に、多少なりとも感動を覚えるものだ。それを自分がやってみたいとかとはまた別に。あるいは、それをやっている人間にとくに思いいれなどなくとも。 だが、これを聞いたのが直江だった、というのが、ダメだった。 自分ではなく、テレビの中に人間に高耶が目を奪われている時が付いて、直江はピキッとこめかみを波立たせる。 「あれぐらい、私でも出来ますよ」 突然立ち上がり、そう言いきった男に高耶は「はっ?」と、訝しげな表情で直江の顔を見上げた。 「いいですか、見ていてください!」 「ちょっ、なおえ?!」 ふんっと鼻息も荒い様子で胸を張る男。これからきっと、とてつもなく馬鹿な事をするに違いないと思うのに、それを止める余裕すら高耶には与えられず、口を挟む前に、直江はソファーから離れ、広くなっているスペースに立っていた。 「高耶さん、見ていてくださいね!あなたのために、私はきっとやってのけますから!」 ここまで来たらすでに止める気もなくなった高耶だ。 あぁ、あぁ、勝手にしてくれ、とどこか投げ遣りな気分で溜息をつく。 だが、気分が高揚しきっている直江は、そんなことに気がつかず、靴下を脱ぎ捨てると、ズボンの裾に手をかけ、そのまま左足を地面と平行になるまで持ち上げて見せた。 つま先までピンと伸ばし、ついでとばかりにズボンの裾をめくり、膝上まで露出させている。綺麗に伸びた足の筋肉をバレリーナ宜しく見せるためだろう。 だが如何せん、そこらの女性のようにまめまめしく無駄毛の手入れをしているはずもなく、その姿はあまりにも情けない。 「ほら高耶さん!すごいでしょう?」 誇らしげに言ってのけた男に、高耶はがくりと肩を落とした。 (あぁ、すげぇよ。オレにはとてもじゃないが、あんな真似はできねぇ・・・。というか、絶対にしたくねぇよ・・・・・・) 素敵ですよね!このすね毛直江!直江への愛が溢れてますよね! なので私も愛をあふれさせて見ました(笑) この絵を見たときに、惚れ込みまして、しつこいぐらいに半の字さんに愛を語りました。そうしたら、フリーイラストとしてでてきているじゃないですか?!なんで、喜んで頂いてしまったというわけなのです。 嬉しいので、 三直江を、ポンポンポンっと!! 半の字さん、こんなあたしの愛の表現でどうでしょう?! おまけぇ〜。 |
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